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ローカル処理とは?JobDoneBotの仕組みを図解で解説

JobDoneBotはWebAssemblyで全処理をブラウザ内完結。サーバー不要で17倍高速、完全プライバシー保護を実現する技術を解説。

ローカル処理とは?JobDoneBotの仕組みを解説 - JobDoneBot

なぜJobDoneBotは速いのか?

多くのオンラインツールは、ファイルをサーバーにアップロードして処理を行います。画像の圧縮、PDFの変換、背景の削除...これらの処理はすべて「どこか遠くのサーバー」で実行されています。

しかし、この方法には根本的な問題があります。

クラウド処理の4つのボトルネック

  1. アップロード待ち時間

    • 10MBのファイル: 約8秒(10Mbps回線)
    • 50MBのファイル: 約40秒
    • 100MBのファイル: 約80秒
    • 回線が混雑していればさらに長時間に
  2. サーバー処理待ち(キュー待機)

    • 無料サービスは処理キューに入れられることが多い
    • 他のユーザーと処理リソースを共有
    • ピーク時は数分の待機が発生することも
  3. ダウンロード待ち時間

    • 処理結果をダウンロードするのにさらに時間がかかる
    • 大きなファイルほど時間が必要
  4. プライバシーの懸念

    • 機密ファイルを外部サーバーに送信するリスク
    • データがどこに保存され、いつ削除されるか不明
    • 社内セキュリティポリシーへの抵触

JobDoneBotは、これらの問題をすべて解決します。

WebAssemblyによるローカル処理の仕組み

JobDoneBotは**WebAssembly(Wasm)**技術を採用しています。これにより、デスクトップアプリケーション並みの高性能処理をブラウザ内で直接実行できます。

技術スタックの全体像

[ユーザーのブラウザ]
    ├── JobDoneBot UI (Next.js / React)
    ├── WebAssembly モジュール
    │   ├── PDF処理エンジン (Rust製)
    │   ├── 画像処理エンジン (Rust製)
    │   ├── AI推論エンジン (ONNX Runtime Web)
    │   └── 動画処理エンジン (FFmpeg Wasm)
    └── Web Workers (並列処理)

なぜRustとWebAssemblyなのか

JobDoneBotの処理エンジンはRustで書かれています。Rustを選んだ理由は3つあります:

  1. メモリ安全性: バッファオーバーフローなどのセキュリティ脆弱性を言語レベルで防止
  2. ゼロコスト抽象化: 高レベルな記述でも、手書きのC言語と同等の実行速度
  3. Wasmとの親和性: Rustは公式にWebAssemblyをコンパイルターゲットとしてサポート

これらのRustコードをWasmにコンパイルすることで、ブラウザ内でネイティブアプリに近い速度を実現しています。

処理速度の比較:17倍以上の差

実際の処理時間を測定した結果、JobDoneBotは従来のクラウドサービスと比較して17倍以上高速に動作します。

画像高解像度化(2倍アップスケール)の比較

サービス 処理時間 内訳
他社A(クラウド) 3,500ms アップロード1,500ms + 処理1,200ms + ダウンロード800ms
他社B(クラウド) 2,800ms アップロード1,200ms + 処理1,000ms + ダウンロード600ms
JobDoneBot 200ms ローカル処理のみ

※ 1MBの画像ファイル、光回線100Mbps環境での測定

PDF圧縮(50MBファイル)の比較

サービス 処理時間
他社クラウドサービス平均 45〜90秒
JobDoneBot 1.5秒

なぜこれほどの差が生まれるのか?答えはシンプルです。ネットワーク往復が不要だからです。

クラウドサービスでは、どれだけサーバーの処理が高速でも、ファイルのアップロード・ダウンロードという物理的な制約から逃れられません。JobDoneBotは処理をユーザーのデバイスで行うため、この制約が完全に消えます。

ローカル処理のメリット詳細

1. 完全なプライバシー保護

JobDoneBotでは、ファイルがサーバーに送信されることは一切ありません

これは単なる謳い文句ではなく、技術的に証明可能です:

  • ブラウザの開発者ツール > Networkタブで、ファイル送信がないことを確認できます
  • Wasmモジュールの初回ダウンロード後は、完全にオフラインで動作します
  • ソースコードを公開しており、透明性を担保しています

機密文書、個人情報を含むファイル、社内資料...これらを安心して処理できます。

2. オフライン対応

一度JobDoneBotにアクセスすると、Wasmモジュールがブラウザにキャッシュされます。その後はインターネット接続なしでも動作します。

活用シーン:

  • 飛行機内での作業
  • 地下やトンネル内など電波の届かない場所
  • 海外出張時のローミング節約
  • ネットワーク障害時の緊急作業

3. ファイルサイズ制限なし

クラウドサービスの多くは、無料プランで50MB、有料プランでも500MBなどの制限を設けています。

JobDoneBotにはファイルサイズ制限がありません。処理できるかどうかは、お使いのデバイスのメモリ容量のみに依存します。一般的なPC(メモリ8GB以上)であれば、数百MBのファイルも問題なく処理できます。

4. 処理回数制限なし

「1日3回まで」「月10ファイルまで」...クラウドサービスでよく見る制限です。

JobDoneBotはサーバーコストが発生しないため、処理回数に制限を設ける必要がありません。何度でも、いくらでも、無料で利用できます。

処理の流れ:3ステップで完了

従来のクラウドサービス

  1. ファイルを選択
  2. アップロード待ち(数秒〜数分)
  3. サーバー処理待ち(数秒〜数分)
  4. ダウンロード待ち(数秒〜数分)
  5. ファイルを保存

合計: 30秒〜数分

JobDoneBot

  1. ファイルをドラッグ&ドロップ
  2. 処理完了(数百ミリ秒〜数秒)
  3. ダウンロード

合計: 1〜3秒

ステップが少ないだけでなく、各ステップの待ち時間も劇的に短縮されます。

対応ブラウザと動作環境

WebAssemblyは主要なすべてのブラウザでサポートされています:

ブラウザ 対応バージョン サポート開始年
Chrome 57以降 2017年
Firefox 52以降 2017年
Safari 11以降 2017年
Edge 16以降 2017年
iOS Safari 11以降 2017年
Android Chrome 57以降 2017年

2024年現在、世界のブラウザの98%以上がWebAssemblyをサポートしています。

推奨環境

  • PC: Windows 10以降 / macOS 10.14以降 / Linux(最新版)
  • メモリ: 4GB以上(大きなファイル処理には8GB以上推奨)
  • ブラウザ: Chrome、Firefox、Safari、Edgeの最新版

技術的なFAQ

Q. WebAssemblyはJavaScriptより何倍速いですか?

ベンチマークによりますが、一般的に10〜20倍高速です。特に画像処理や数値計算など、CPU負荷の高い処理で顕著な差が出ます。

Q. なぜすべてのウェブサービスがWasmを使わないのですか?

いくつかの理由があります:

  • 開発コストが高い(Rust/C++の専門知識が必要)
  • 既存のサーバーサイドコードの移植が困難
  • サブスクリプションモデルとの相性(サーバー処理なら課金しやすい)

JobDoneBotは「ユーザーファースト」の思想から、あえてローカル処理を選択しています。

Q. AIを使った処理(背景削除など)もローカルで動きますか?

はい、動きます。JobDoneBotはONNX Runtime Webを使用し、AIモデルもブラウザ内で推論を実行しています。初回アクセス時にモデルファイル(数MB〜数十MB)がダウンロードされ、以降はローカルでAI処理が完結します。

まとめ:Job Done. 待つのはもう終わりです

JobDoneBotのローカル処理アプローチにより、以下のメリットを実現しています:

項目 クラウドサービス JobDoneBot
処理速度 30秒〜数分 1〜3秒
プライバシー 要サーバー送信 完全ローカル
オフライン対応 不可 対応
ファイルサイズ制限 50〜500MB 制限なし
処理回数制限 あり(有料で解除) 制限なし
料金 無料〜月額課金 完全無料

「アップロード中...」「処理中...」という画面を眺める時間は、もう必要ありません。

ファイルを選んだ瞬間に処理が完了する。それがJobDoneBotの当たり前です。

Job Done. あなたの時間を取り戻そう。

処理速度比較

他社クラウドサービス3.5s
JobDoneBot (ローカル)推奨200ms
17.5x 高速

処理速度比較

他社A (クラウド)3.5s
他社B (クラウド)2.8s
JobDoneBot推奨200ms
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手順

  1. ファイルをドラッグ&ドロップ

    処理したいファイル(画像、PDF、動画など)をJobDoneBotのツールにドラッグ&ドロップ。サーバーへのアップロードは一切発生しません。

  2. ブラウザ内で即座に処理

    ファイルを認識した瞬間、WebAssemblyエンジンが起動。Rustで書かれた高性能処理ロジックがブラウザ内で直接実行されます。

  3. 結果をワンクリックダウンロード

    処理完了後、プレビューで確認し「ダウンロード」をクリック。すべてがローカルで完結するため、ネットワーク遅延ゼロで即座に保存できます。

よくある質問

WebAssemblyは、ブラウザ内で高速に動作するバイナリ形式のコードです。C++やRustなどの言語で書かれたプログラムをコンパイルし、JavaScriptの10〜20倍の速度でブラウザ内実行を可能にします。2017年に主要ブラウザで標準サポートされ、現在は98%以上のブラウザで動作します。
はい、100%送信されません。ブラウザの開発者ツールでNetworkタブを監視していただければ、ファイルデータが外部に送信されていないことを確認できます。JobDoneBotはWasmモジュールの初回ダウンロード後、完全にオフラインで動作可能です。
はい、iOS Safari、Android Chromeなど最新のモバイルブラウザであればWebAssemblyをサポートしています。ただし、処理速度はデバイスのCPU性能に依存するため、大きなファイルの処理はデスクトップPCの方が高速です。
私たちの技術力でLocal-First処理を実現しているからです。すべての処理をユーザーのデバイス内で完結させることで、ファイルが外部に送信されることはありません。より便利に、より安全にお使いいただきたい。その想いで全機能を無料で提供しています。
はい、ローカル処理のためデバイスのCPU性能が処理速度に影響します。ただし、5年以内のPC・スマートフォンであれば、クラウドサービスより高速に動作します。ネットワーク往復時間(RTT)がゼロになるメリットが、ハードウェア差を上回ります。
#WebAssembly#ローカル処理#プライバシー#高速化#Rust#Wasm

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