結論: 10月1日から「クリックポスト240円・ゆうパケット一律360円・ゆうパック平均約10%増」
日本郵便は2026年10月1日に、クリックポスト・ゆうパケット・ゆうパックの運賃を改定します(2026年7月3日 公式発表)。影響が大きい順に、要点は3つです。
- クリックポスト: 185円 → 240円(+55円)。代わりに引受サイズが「3辺合計60cm・長辺34cm・2kgまで」に拡大。差出はポスト投函のみになり、窓口差出は廃止。
- ゆうパケット: 厚さ別料金を廃止し一律360円。厚さ1cm(250円)は+110円、2cm(310円)は+50円、3cm(360円)は据え置き。
- ゆうパック: 公式発表で平均約10%の値上げ(140サイズ以上の中長距離は約20%)。同一都道府県内の「県内」料金が新設。重量ゆうパックの加算は560円→620円。
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改定一覧表(2026年10月1日実施・税込)
| サービス | 改定前 | 改定後(10/1〜) | 差額 |
|---|---|---|---|
| クリックポスト | 185円(34×25×3cm・1kg) | 240円(3辺合計60cm・長辺34cm・2kg・ポスト投函のみ) | +55円(+30%) |
| ゆうパケット 厚さ1cm | 250円 | 360円(厚さ別廃止・一律) | +110円(+44%) |
| ゆうパケット 厚さ2cm | 310円 | 360円 | +50円(+16%) |
| ゆうパケット 厚さ3cm | 360円 | 360円 | 据え置き |
| ゆうパック | サイズ・地帯別 | 平均約+10%(公式発表)。「県内」料金新設 | 下表参照 |
| 重量ゆうパック加算(25kg超30kg以下) | +560円 | +620円 | +60円 |
| レターパックライト / プラス | 430円 / 600円 | 据え置き | 変更なし |
| スマートレター | 210円 | 据え置き | 変更なし |
| 定形外郵便 | 2024年10月改定料金 | 据え置き | 変更なし |
ゆうパック 新旧料金の実例(東京発・基本運賃・持込割引等を含まない)
公式発表の「平均約10%」は全体の平均です。実際の差額はサイズと距離で大きく変わり、140サイズ以上は関東内でも+430〜610円になります。
| サイズ | 県内(東京都内) | 関東 | 近畿 | 北海道 | 沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|
| 60 | 820→840(+20) | 880→970(+90) | 990→1,090(+100) | 1,410→1,550(+140) | 1,450→1,600(+150) |
| 80 | 1,130→1,150(+20) | 1,200→1,320(+120) | 1,310→1,440(+130) | 1,710→1,880(+170) | 1,810→1,990(+180) |
| 100 | 1,450→1,480(+30) | 1,500→1,650(+150) | 1,620→1,780(+160) | 2,020→2,220(+200) | 2,160→2,480(+320) |
| 120 | 1,770→1,810(+40) | 1,830→2,010(+180) | 1,940→2,130(+190) | 2,340→2,570(+230) | 2,490→2,860(+370) |
| 140 | 2,120→2,160(+40) | 2,170→2,600(+430) | 2,300→2,760(+460) | 2,680→3,220(+540) | 2,860→3,430(+570) |
| 160 | 2,450→2,500(+50) | 2,500→3,000(+500) | 2,610→3,130(+520) | 3,010→3,610(+600) | 3,180→3,820(+640) |
| 170 | 3,000→3,060(+60) | 3,070→3,680(+610) | 3,750→4,500(+750) | 4,140→4,970(+830) | 4,350→5,870(+1,520) |
「県内」は新体系で全国共通に新設された同一都道府県内の料金です(旧「東京都内あて」独立列は廃止)。東北・九州の南北区分は新表で同額になりました。他の発地・宛先の組み合わせは送料計算機で「10月からの新料金で計算」をオンにすると全19方法を一括で比較できます。
何が変わるか — 値上げ以外の3つの変更点
1. クリックポストは「大きく・重く」送れるようになる
従来の34×25×3cm・1kgから、3辺合計60cm・長辺34cm・2kgまでに拡大します。これまで定形外やゆうパケットに回していた1〜2kgの荷物が、追跡つき240円で送れます。一方で差出はポスト投函のみとなり、窓口では出せなくなります。
2. ゆうパケットの厚さ区分がなくなる
1cm・2cm・3cmの3段階料金が廃止され一律360円に。薄い荷物ほど値上げ幅が大きい(1cmは+110円)ため、薄物を多く送る人はクリックポスト(240円・追跡あり)や定形外(追跡なし)との比較が必要です。
3. ゆうパックに「県内」料金が新設される
同一都道府県内あては全国共通の「県内」料金になります。東京発の県内は+20〜60円と小幅ですが、県外へは距離とサイズに応じて+90〜1,520円です。
9月30日までにやること(公式発表に基づく確定事項)
- クリックポストのラベルは「期限内に差し出せる分だけ」先に作る: 9月30日までに支払手続きを完了したラベルは、10月1日以降の発送でも旧運賃185円で使えます(ラベル有効期限内)。ただしラベルには支払手続き完了後の有効期限があります(日数は日本郵便公式サイトで確認してください)。期限内に差し出せる分だけ9月末に作るのが正解で、先作りしすぎると失効して損になります。
- ゆうパックの専用箱は9月中に買う: 専用箱も10月1日から値上げ(60サイズ100→110円、80サイズ140→160円、100サイズ220→250円、120サイズ380→420円)。
- 薄物の送り方を決め直す: 厚さ1〜2cmは今回もっとも値上げ幅が大きい区分。10月以降はクリックポスト240円(2kgまで・追跡あり)や定形外(追跡なし)と比較を。
- アプリ割引を確認する: 日本郵便は郵便局アプリ「ゆうパックスマホ割」でお得に使えるキャンペーンの実施を予告しています(公式発表)。改定後はアプリ経由の割引を確認してください。
自分の負担増を1分で知る方法
送料値上げチェッカーは、いつも使う発送方法と月の件数をタップするだけで、月間・年間の負担増と「10月以降に安くなる乗り換え先」を表示します。差額は手書きではなく、公式発表の改定前後の料金表の差として自動計算しています。処理はすべてブラウザ内で完結し、入力内容はサーバーに送信されません。
- 発送方法を選ぶ(複数可。ゆうパックはサイズと宛先も選択)
- 月の件数を入力する
- 月間・年間の負担増、乗り換え候補、9月中の対策が表示される
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出典
日本郵便株式会社 プレスリリース(2026年7月3日)「郵便物・荷物の運賃改定について(2026年10月1日実施)」 https://www.post.japanpost.jp/newsrelease/pressrelease/26283434137.html。本記事の料金はこの発表値に基づきます。最終確認は日本郵便の公式サイトでお願いします。